肩関節周囲炎を知って対策を練ろう!
- 【肩関節周囲炎・石灰沈着性腱板炎】
広島県広島市安佐南区祇園
慢性痛専門ひろの整体院の院長 廣野です
皆さんは、夜間に肩の痛みで
起きてしまうことはありませんか?
夜間痛はいわゆる五十肩の
特徴的な症状になります。
五十肩は別名、肩関節周囲炎と呼ばれ
肩周辺に起こる炎症と痛みの総称になります。
今回はそのうちの「石灰沈着性腱板炎」について
お伝えしていこうと思います。
【石灰沈着性腱板炎】
40~50代の女性に多く、
肩甲骨周りについている
筋肉を腱板といいますが
そこに石灰(カルシウム)が付着して
炎症が起き痛みが出る疾患になります。
【なぜ起こるの?】
人は身体に必要なカルシウム量を
腸からの吸収と尿からの排泄で
バランスをとっています。
しかし歳をとるにつれ
尿からの排泄機能が低下することで
身体のカルシウム量が増えて
余ったカルシウムが沈着すると言われています。
【なぜ痛み、炎症が起きる?】
カルシウムが沈着しただけでは
痛みや炎症は出てきません。
カルシウムが身体にとって異物と判断し
自己防衛反応として
沈着部分を攻撃することで
炎症が起き、激痛が走ります。
【年齢によって痛みの出方が違う】
先ほども説明しましたが、
自身の自己防衛反応で痛みが出ると言いました。
ですので年齢が若い程、自己防衛力が強いため
痛みが強く出ますが、
期間が短い傾向にあります。
これに対し年齢の高い人は
炎症や痛みは強くないが、
鎮静化までに時間がかかります。
【治療法】
急性期であれば、炎症を抑えつつ
安静にしていれば収まりますが、
時間が経ってしまっている慢性的なものは
カルシウムが硬くなっているため
手術で摘出する方法があります。
早めの対策が大事になってきますので、
こういった症状がある場合は
慢性痛専門ひろの整体院もしくは早急に医療機関へ行きましょう。